Indeedのサイトには毎月2億人もの人が訪れ、自分の希望やニーズにマッチした求人情報が掲載されていないかチェックしています。
より多くのユーザーを獲得したいのであれば有料枠への掲載がおすすめですが、
初めて求人サイトを利用する人は無料枠からスタートして、使い勝手の良さを確認してから
有料枠に移行しても良いでしょう。
ここではIndeedの無料枠と有料枠への求人情報出稿の手順を一から紹介します。
Indeedの無料枠なら契約や初期費用なしの完全無料で求人情報を掲載できます。出稿手順を順番に説明しましょう。
まずはIndeedのアカウントを作成します。公式サイトにアクセスし、トップ画面の左上にある「求人広告掲載」をクリックします。
するとIndeed求人掲載専用サイトが表示されるので、「今すぐ掲載」というボタンをクリックするとアカウント作成画面が表示されます。
ログイン方法およびアカウントの作成方法は3つの方法から自由に選べます。
・Googleでログイン
・Facebookでログイン
・メールアドレスでアカウントを作成
すでにGoogleやFacebookのアカウントを持っている人はそれを利用してログインできます。
どちらも所有していない、あるいは別に求人専用のアカウントを作成したいという場合は
メールアドレスと任意のパスワードを入力し、「アカウントを作成」をクリックすれば簡単にIndeedの
アカウントを作ることができます。
自社の求人情報を掲載するための専用ページを作成します。
ページ作成と言ってもHTMLコードなど難しい知識は必要なく、
Indeedが無料提供しているオリジナル採用ページ作成サービスを使うだけでOK。
必要事項を入力していくだけであっと言う間に作成できるので、初心者でも簡単に求人情報を掲載できます。
具体的な手順を以下にまとめてみました。
まず自社の名称や従業員数、代表者(求人担当者)の
氏名、電話、Indeedをどこで知ったかなど、基本的な情報を入力します。
応募に関する設定を行います。まず求職者からの応募の受領方法について、
「メール」または「店頭・会社窓口で直接応募」のいずれかを選択します。
メールを選んだ場合は、求人への応募内容を送信するメールアドレスもあわせて入力します。
次に応募方法を「1分簡単応募」と「通常応募」の2択から選びます。
【1分簡単応募】
履歴書不要で応募可能となり、求職者は氏名や生年月日、電話番号、メールアドレスなど簡単な項目を入力するだけでエントリーできます。
手軽なので応募者数アップを期待できますが、職歴や資格などくわしい個人情報を事前に確認できないので、
バイト・パートの募集や応募者全員と話をしたいという企業向けの応募方法と言えます。
【通常応募】
通常応募は履歴書の提出と希望する質問項目への回答を必須としています。
簡単応募に比べると手間ひまかかるので応募数は伸び悩みますが、
くわしい情報を入手できるので求める人材の絞り込みを行うことができます。
正社員の募集や、書類選考で応募者の絞り込みを行いたい企業におすすめです。
求人広告の表示言語や、雇用形態について入力します。初期設定では日本語のみになっていますが、
外国人の雇用を検討している人は表示言語を任意で設定しましょう。
雇用形態は正社員やアルバイト・パート、派遣社員、契約社員のほか、インターンや業務委託、新卒、請負など全部で10項目から選択できます。
最後の求人の給与の入力は任意ですが、表示順位に影響が出る項目のひとつですので、
できる限り入力するようにしましょう。
求人する仕事の内容を入力します。項目は全部で6つあります。
・仕事内容・アピールポイント
・求める人材
・勤務時間・曜日
・交通アクセス
・待遇・福利厚生
・その他
このうち入力必須なのは「仕事内容・アピールポイント」のみですが、よりくわしい仕事内容が掲載されている求人情報の方が掲載順位がアップするのは言うまでもありません。
空白が目立つと求職者も安心して応募できませんので、なるべく具体的に、
かつわかりやすい情報を掲載するようにしましょう。
最後に任意で条件タグを3個まで選択することができます。
「シニア応援」や「社員登用あり」「交通費支給」など12個の項目があるので、
特にアピールしたいポイントをセレクトしましょう。
作成した求人情報の内容を確認します。後で修正することもできますが、
一度投稿するとIndeed側で内容をレビューした後、最長でも72時間以内に公開されます。
その後はリアルタイムで求職者の目に触れることになりますので、
間違いがないかどうかはこの段階できちんとチェックしましょう。
情報が正しく入力されていたら「確認」ボタンをクリックします。
確認ボタンを押すと、「メールを確認してください」というポップアップが出ます。
登録したメールアドレス宛に確認のメールが送信されているはずなので、
内容を確認し、「Indeedアカウントを承認」をクリックするとすべての手続きが完了します。
より求職者の目に触れやすくなる有料枠。
無料枠でIndeedの使用感がわかったら、次は有料枠で求人情報を掲載してみましょう。
途中までの手順は無料枠と同じですが、有料枠に掲載する場合、求人情報を出稿した後、
管理画面からいくつかの手続きを行う必要があります。以下ではその手順をまとめてみました。
Indeedの公式サイトにアクセスし、ログインします。
出稿した求人情報一覧が表示されるので、有料枠にしたい求人情報のタイトルの右下にある
「求人を広告掲載して露出度を上げる」の文字をクリックします。
予算の設定方法には「自動調節設定」と「手動設定」の2種類があります。
【自動調節設定】
1日に発生する求人広告予算を設定することで、決められた予算内で求人を掲載できます。
【手動設定】
1クリックに対して支払う予算を決める「上限クリック単価」と、求人広告を掲載する場合の総予算を設定します。
いずれの場合も任意で広告掲載終了日が設定できます。
求人情報掲載にかかる料金の請求先と、料金を支払うクレジットカード情報を入力します。
Indeedでは料金の支払いはクレジットカードのみなので注意しましょう。
Indeedは初めて求人サイトを利用する人でも簡単に求人情報を掲載できる親切設計になっています。
アカウントも既存のGoogleアカウントやFacebookアカウントが利用できるほか、メールアドレスだけで登録できるので、まずは気軽な気持ちで利用してみることをおすすめします。