オンラインの求人検索サービスを初めて利用する場合でも、簡単かつ手軽に手続きできるIndeed。
今回は、Indeedをさらに便利に、上手に活用するためのポイントを6つピックアップしてみました。
Indeedには基本的な機能のほかにも、さまざまなサービスやシステムが採用されているので、上手に使いこなしてもっと便利に採用活動を進めていきましょう。
Indeedは登録料や広告掲載料なしで利用できる無料枠が基本ですが、任意でクリック課金制を導入している有料枠にも移行できます。自社の求人情報ページがクリックされた回数に応じて広告掲載料を支払う仕組みになっているので、無駄がなく効率的なところが特徴。
有料枠を利用すると無料枠より上位に掲載されるので、求職者の目に留まりやすくなり、より高い効果を期待できます。無料枠に比べると若干のコストはかかりますが、費用対効果が高いため、長い目で見ると有料枠を利用したほうが手間ひまとコストを削減できるでしょう。
Indeedで上位表示されるコツは、求人情報ページを充実させること。
ただ必要事項を埋めるだけでなく、求職者が求めている情報をより具体的に掲載することが大切です。
たとえば職種名では、単に「オープニングスタッフ募集」とするよりも、「お菓子販売のオープニングスタッフ募集」とした方が求職者も仕事内容をイメージしやすく、安心して応募できるでしょう。
ただ、あまり長い職種名をつけるとごちゃごちゃして見づらくなり、情報ページにたどり着く前にスルーされてしまう可能性も。
そのあたりの塩梅は意外と難しいので、情報ページをいかに充実させるかはプロの意見を仰ぐのがおすすめです。
Indeedの有料サービスを利用すれば、効果的な求人情報を出すためのサポートやアドバイスを受けられます。
サポートチームは豊富な知識や経験、実績、データなどに基づいて検索されやすいキーワードや求職者の興味を惹きやすいフレーズなど教えてくれるため、初めて利用する人でも魅力的な求人情報ページを作成することが可能です。
採用活動における戦略方法のひとつに「ペルソナ戦略」というのがあります。
自社内で話し合い、自分たちの職場で働いてほしい人物の年齢や性別、職業、家族構成、生活圏、ライフスタイルなどを細かく設定し、架空の人物(ペルソナ)を作成していくという手法です。
あくまで架空の人物なのでその通りの人材を確保できるとは限りませんが、ペルソナを作成する過程で自社が求めているのはどのような人物なのか明確にすることができるため、求人広告により具体的な情報を掲載しやすくなります。
Indeedでは求める人材=理想的な候補者を獲得するための手段として、候補者ペルソナの作成を推奨。
公式サイトでは候補者ペルソナの必要性や使いやすいペルソナテンプレートを掲載した「eBook」を無償でダウンロード提供しているので、求人情報ページを作成する前にぜひ活用してみましょう。
Ineedではオリジナル作用ページを作成できる基本機能の他にも以下のようなさまざまなオプションサービスを提供しています。
自社のニーズや状況に合わせて積極的に活用してみましょう。
Indeedに掲載中の求人リストを自社サイトに表示させられる機能です。サイト作りはコードが難しいというイメージがありますが、Indeedなら自動作成されたHTMLコードを自社サイトに貼り付けるだけでOK。求人情報はIndeed内で一元管理できるので、サイト運用の知識が浅くても手軽に管理できます。
自社のFacebookページにJobsタブを追加し、アプローチの幅を広げる手法です。Facebookページ内にある「Jobs」というタブにIndeedを追加すると、Indeedに掲載している求人をフォロワーが閲覧できるようになります。
ただ情報をチェックできるだけでなく、そのまま応募したり、採用担当者と連絡を取ることも可能なので、フォロワーに対してより効率的なアプローチを仕掛けられるでしょう。
WordPress内に自社サイトを構築している場合は、WordPressプラグインを使えばIndeedに掲載中の求人広告をWordpressサイト内に自動表示できます。
WordPressは手軽にサイトやブログを作成できるサービスとして有名。手間ひまかけずに自社サイトを作成できるのでサイトを所有したいけど専門的な知識がない…と悩んでいる企業にとって使い勝手の良いサイトと言えます。
Indeedの求人一覧および求人広告にはすでに設定されているWordPressののテーマを反映させられるところもポイントです。
採用活動は、求職者が適切なキーワードを検索してくれないとなかなか採用ページを見てもらえないという受動的な側面を持っています。そこでぜひ活用したいのがSNSを使った採用ページのシェア機能。
FacebookやLINE、Twitterといった有名なSNSの編集ページからリンク付けすれば、求人情報ページへのフィードを自動表示できます。SNSは多くの人が利用し、目にするサービスですので、採用ページをシェアすればよりたくさんの人の目に触れる機会を獲得できるでしょう。
Indeedには企業の魅力をより効果的に紹介できる「注目の企業」システムがあります。「注目の企業」に認定されると、検索結果ページのうち最も目立つ場所に企業ブランドと求人広告を掲載することが可能。1ページの中に表示される「注目の企業」はわずか1社のみなので求職者に対するアピール力は抜群です。
「注目の企業」になるためにはIndeedが定める規約や条件などを満たす必要がありますが、見事認定されればスポンサー求人広告キャンペーンの利用や「注目の企業」広告ユニットなどを活用できる特典もついてくるのでお得感満載です。
Indeedで求める人材を効率よく獲得したいのなら、ただ求人広告を掲載するのはNG。
数ある同業他社の中でもひときわ目立つ存在になるために、さまざまなサービスやシステムをフル活用する必要があります。
Indeedで提供されているサービスやシステムは初心者でも気軽に使えるものばかりですので、積極的に自社の採用活動に取り入れてみましょう。